マッチングアプリを通じて知り合った相手との間で性犯罪の加害者として訴えられた場合、人生が一変する可能性があります。逮捕、勾留、起訴、そして有罪判決を受ければ、前科が付き、社会生活に大きな影響を与えます。
本記事では、マッチングアプリでの性犯罪で逮捕された際の対応、弁護活動のポイント、示談交渉の方法、不起訴を目指す弁護戦略について、刑事弁護の専門家が詳しく解説します。
マッチングアプリでの性犯罪で逮捕されるケース
マッチングアプリを通じて知り合った相手との間で性犯罪が成立するケースは、主に以下のようなものがあります。
第一に、不同意性交等罪。相手の同意なく性交等を行った場合、不同意性交等罪が成立します。2023年の刑法改正により、同意のない性交等は全て犯罪となりました。
第二に、準強制性交等罪。相手が酒に酔って抵抗できない状態で性交等を行った場合、準強制性交等罪が成立します。マッチングアプリで知り合った相手と飲酒した後、性交等を行うケースが該当します。
第三に、強制わいせつ罪。相手の同意なくわいせつな行為を行った場合、強制わいせつ罪が成立します。キスや身体を触る行為も、相手の同意がなければ犯罪となります。
第四に、盗撮や児童ポルノ。マッチングアプリで知り合った相手が18歳未満であった場合、性交等を行えば児童買春・児童ポルノ禁止法違反となります。また、相手の同意なく性行為を撮影すれば、盗撮罪が成立します。
マッチングアプリでの性犯罪で逮捕された場合の流れ
マッチングアプリでの性犯罪で逮捕された場合、以下のような流れで手続きが進みます。
逮捕後、警察署に連行され、取り調べを受けます。逮捕から48時間以内に、検察官に送致されるか、釈放されます。
検察官に送致されると、検察官の取り調べを受けます。検察官は、逮捕から24時間以内に、勾留請求を行うか、釈放するかを判断します。
勾留請求が認められると、最大20日間勾留されます。勾留期間中は、警察や検察の取り調べを受けます。
勾留期間が終了すると、検察官は起訴するか、不起訴にするかを判断します。起訴された場合、刑事裁判が開かれます。
刑事裁判では、被告人の有罪・無罪が判断されます。有罪判決を受けた場合、懲役刑や罰金刑が科されます。
逮捕後の初動対応
マッチングアプリでの性犯罪で逮捕された場合、初動対応が極めて重要です。適切な対応を取